私たちが提案する住まいの蘇生は、伝統工法で建築された「匠の技」を継承しながら、古き良き物を残しつつ、今新築されている住宅と同等以上の機能性とデザイン性を備え、そして出来る限り住み手に優しい そんな住まいを創造し蘇らせていきます
▼Ti邸
 
▼k-mo邸改修
 
▼nb邸改修
 
▼Yn邸改修
 
▼Oz邸改修 (画像クリックで拡大します)
 
▼築260年、江戸時代中期の日野商家蘇生 Se邸改修 
築260年、江戸時代中期の日野商家蘇生
近江商人の発祥の地とも言うべき、日野町の薬問屋・・
  
▼築80年の民家蘇生 Ok邸改修
かまどが残る住宅で和室4室が床があり、そのほかは全て暗い土間であった。
明るく、涼しく、暖かいそんな住まいにして欲しい、それが出来るので有れば、先代から受け継いできた住宅なので再生してみようと考えられた。農業用物置をピアノレッスン室に、そして出来るかぎりの段差解消と心癒される空間を創ってほしい、たくさんの友達を招ける家にしたいと要望があった。
古民家再生は高低差の解消が非常に難しく、伝統工法を理解した上での平面計画となり、細かく現地調査しない限り、細やかな細部にわたる計画はできないように思う。
Ok邸では、リビングをコアとし、全ての部屋へとつながる計画とした。リビングは開放感ある吹き抜けから陽が差し込み明るく、風通しの良いスペースとして蘇った。丸太の梁が組み合う豪快な木組がみょうに落ち着く空間となったのは、伝統の和と絶妙な照明そしてモダンな部分がうまく影響し合ったからです。これこそが新築では表現できない物だとおもいます。
 
▼築200年の古民家再生 Sg邸改修 
暗い、寒い、使いづらい、しかし風通しがよく夏は空調がいらないそんな住まいを、明るく、夏涼しく、冬暖かいそして、出来る限り人に優しいバリアフリーの実現が要望であった。現地再生で柱・梁は構造上のダメージ(腐れ)が無いものはそのままにして補強する再生であった。もともと土間のスペースが広く、床を上げる事により、梁までの高さが低くなり、高さを克服する空間を想像する事が非常に困難であった。キッチンやダイニング・リビングは劇的な変化を遂げ明るく・風の流れを感じ、冬は暖かい空間に生まれ変わり、リビングは2階にも広がりのあるスペースとなった。築200年の伝統的日本建築と現在のモダンな建築がうまくコラボレートしている。再生は元通りに復元修復するものではない。現在のライフスタイルに適応する住まいの提案で新日本家屋として蘇らせるものです。